国際宇宙会議の中国欠席の原因 米国のゼロサム思考を露呈 (2)

人民網日本語版 2019年10月24日13:17

IACは宇宙界の科学者が切磋琢磨して議論し、宇宙産業の科学技術を展示する世界的な場であり、中国はこの盛大な会合で例年重要な役割を果してきた。今回の中国の欠席を参加者と世界全体が「気にかけた」のは、中国の宇宙開発の実力と成果の現れだ。

大変失望させられるのは、宇宙を愛する世界中の人々が「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」との「アポロ精神」に喝采し、人類最後の共通のフロンティアを手を携えて探索しようと訪れてきたのに、世界最大の宇宙大国である主催国が様々な手法で、中米間の正常な人的交流・往来を妨害していたことだ。

これと鮮明なコントラストを成すのが中国だ。中国は無人探査機「嫦娥4号」の月面着陸時、気前よく米航空宇宙局(NASA)と協力し、米無人月探査機「ルナー・リコネサンス・オービター」(LRO)が嫦娥4号の着陸地点を撮影した。こうした情報は今後の米宇宙機の月面着陸にとって重要な参考となる。

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