米国式ダブルスタンダードは徹頭徹尾覇権の論理

人民網日本語版 2019年11月22日16:09

米上院がいわゆる「香港人権・民主法案」を可決した。白を黒と言い、善悪を間違えるこの法案によって、彼らの守るべき一線の全くないダブルスタンダードと偽善的で醜い覇権の論理が改めて露呈した。

米国のダブルスタンダードには長い歴史があり、香港問題において、なおさらに余すところなく露呈した。彼らは暴力犯罪分子に「民主の勇士」のラベルを貼る一方で、暴力と混乱の制止、秩序の回復という最大の人権、最大の民意には見て見ぬふりをする。露骨なダブルスタンダードによって、一見高尚に見える名目の下で人権と民主を破壊し、中国の発展を抑えつける彼らの腹黒い魂胆が存分に露呈した。

暴力は法治社会にとって毒薬であり、動揺は社会の安定的発展にとって悪夢だ。これは全世界の共通認識だ。米国の一部政治屋はこの事を腹ではよく分かっており、またそれ故に暴力の扱いにおいて「国内バージョン」と「国際バージョン」を用意している。米オレゴン州ポートランドでデモがエスカレートすると、警察当局は路上に障害物を置き、大通りと橋を封鎖し、デモ参加者を強い力で逮捕した。米国の指導者は衝突に加わった組織の「テロ組織」指定を検討するとさえ表明した。だが香港の暴徒による狂気じみた暴力・破壊・略奪・放火に対して、ペロシ下院議長は「香港で行われたデモ行進は『美しい光景だ』」と公言した。自国で起きた暴力行為は厳しく取り締まるが、他国で起きた暴力行為は「光景」である。自国の法執行は法治の維持だが、他国の法執行は警察による暴力である。これよりも露骨なダブルスタンダードが他にあるだろうか?

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