米軍機の台湾地区着陸に中国国防部が談話発表

人民網日本語版 2021年07月16日15:59

米軍機の台湾地区着陸について、国防部(国防省)の呉謙報道官が15日に談話を発表した。新華社が伝えた。

呉報道官は「米軍の輸送機1機が15日、台湾地区に着陸したとの報道があった。我々はこれに重大な懸念を表明する」としたうえで、「台湾は中国の領土の神聖にして不可分の一部だ。いかなる外国の軍用機も我が領土に着陸するには中華人民共和国政府の許可を得なければならず、いかなる外国の航空機による我が国への領空侵犯も深刻な結果を招く。我々は米側に対し、決して火遊びをしてはならず、冒険的・挑発的行為を直ちに停止するよう厳正に告げる。『台湾独立』分裂勢力に誤ったシグナルを発してはならず、台湾海峡情勢の危険と緊張の激化を回避しなければならない。我々は民進党当局に警告する。情勢判断を過り、自ら災いを招いてはならない。危険を冒すような行動に走り、外部勢力と結託して『独立』を図る挑発をしては、台湾を危険な状況に追いやるだけだ」と表明。

「中国は統一しなければならず、必ず統一する。いかなる者も、国家の主権及び領土的一体性を守る中国人民の強固な決意、断固たる意志、強大な能力を見くびってはならない。中国人民解放軍は高度の警戒態勢を保ち、必要なあらゆる措置を講じて、『台湾独立』のいかなる企ても断固粉砕する」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年7月16日

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