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| 国産大型旅客機「C919」は成都天府国際空港に到着した後、ウォーター・サルートの儀礼で迎えられた。(撮影・張浪) |
12月27日午後1時21分、中国東方航空が保有する中国の国産大型旅客機「C919」の第1号機が成都天府国際空港に到着した。その後、この東方航空の標準塗装を施され、中国を示すマークと専用の「身分証明書番号」を世界で初めて備えたC919は、民間航空界で最高の敬意を示すウォーター・サルートのセレモニーで迎えられ、同空港に初めて姿を現し、熱烈な歓迎を受けた。
12月26日、東方航空は引き渡されたばかりのC919第1号機の100時間に及ぶテスト飛行を開始した。2023年2月中旬まで続き、9省・直轄市の10空港に着陸する予定だ。C919はテスト飛行の行なわれる日はいつも、上海虹橋国際空港を飛び立って他都市の空港に向かうことになっており、計画では北京首都国際空港、北京大興国際空港、成都天府国際空港のほか、西安、海口、青島、武漢、南昌、済南に到着し、その日のうちに上海虹橋空港に戻るという。テスト飛行では航空便の運航プロセスをすべてシミュレーションする必要があり、これにはディスパッチャー・デリバリー、旅客の搭乗、パイロットによる操縦、機体の点検・メンテナンスなど全体のプロセスが含まれる。
C919がテスト飛行を完了した後、中国民用航空局はテストでの検証結果に対する審査と検査を行ない、東方航空にC919を安全に運航する能力があると確認されれば、相応の運航許可証を発行する。東方航空は23年の春にC919を商用旅客輸送業務に投入することを目指している。実現すれば、C919は上海、北京、成都、西安、昆明、広州、深センなどの優良路線を運航することになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年12月29日
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