習近平国家主席がベルギーの動物園の会長に返信

習近平国家主席はこのほど、ベルギーの有名な対中友好関係者で、同国の動物園「パイリダイザ」の会長であるエリック・ドンボ（Eric Domb）氏からの手紙に返信し、引き続き中国とベルギー、中国と欧州の友好を積極的に促進するよう励ました。新華社が伝えた。

習主席は「あなたの熱意溢れる手紙を読み、2014年に妻とベルギーを訪問した際に、フィリップ国王夫妻と共にパイリダイザ・ジャイアントパンダ園の開園式に出席した時の情景を思い起こした。当時パイリダイザに植えたモクレンがすでに満開となり、中国の『友情の使者』である2頭のジャイアントパンダもすくすくと育っていることを知り、喜んでいる」と記した。

習主席はさらに、「現在、中国は人と自然が調和した共生という中国式現代化を積極的に推進し、生物多様性の保全という重大なプロジェクトを実施し、希少な絶滅危惧種多数を効果的に保護しており、ジャイアントパンダの絶滅危険度はすでに『絶滅危惧種』から『危急種』に下げられた。中国は生態優先、グリーン・低炭素という質の高い発展の道を揺るぎなく歩み、世界にさらに多くの機会を提供し、全人類の進歩のために一層貢献していく」と強調した。

パイリダイザの創業者で会長を務めるエリック・ドンボ氏は先ごろ、習主席に手紙を送り、習主席夫妻が2014年3月のベルギー訪問時にパイリダイザ・ジャイアントパンダ園の開園式に出席した際の情景を振り返り、「（同動物園の）中国園は人と自然の調和的共生という理念を体現している。中国の夢と中国の発展・繁栄は変わることのない共有可能なチャンス」と記していた。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年6月21日