滇蔵鉄道の麗江-香格里拉区間で全線のレール敷設が完了

人民網日本語版 2023年09月20日16:14
滇蔵鉄道の麗江-香格里拉区間で全線のレール敷設が完了
滇蔵鉄道の麗江-香格里拉区間の香格里拉駅でレールを敷設する施工担当者(9月19日撮影・張偉明)。

雲南省迪慶蔵(デチェン・チベット)族自治州香格里拉(シャングリラ)駅の施工現場で19日、最後の1対・500メートルのレールが正確に道床に敷かれたことで、滇蔵鉄道(雲南省と西蔵<チベット>自治区を結ぶ鉄道)の麗江-香格里拉区間の全線のレール敷設が完了した。これにより年内開通・営業に向けたしっかりとした基礎が固められた。麗江-香格里拉区間の開通・営業後、迪慶蔵族自治州には鉄道が通っていないという歴史に終止符が打たれることになる。人民網が伝えた。

滇蔵鉄道の麗江-香格里拉区間は麗江市と迪慶蔵族自治州を結ぶ。全長は139.7キロメートルで、営業速度の目標値は時速140キロメートル。計画によると、同区間は年内に全線開通し、完成・開通済みの昆楚大鉄道とつながる予定だ。そして開通後は、昆明から香格里拉まで5時間前後で移動できるようになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年9月20日

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