無形文化遺産の技術活用した「応援ダック」3000個を杭州アジア大会の選手にプレゼント

人民網日本語版 2023年09月28日15:00

第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)開催期間中、各国の選手は廃棄する竹の皮を使って作られた「応援ダック」をスペシャルギフトとして受け取っている。3000個限定で制作され、その全てが阿里巴巴(アリババ)公益基金会のボランティアが無形文化遺産伝承人の指導の下、3時間かけて手作りした。

阿里巴巴公益基金会のボランティアが制作した「応援ダック」(写真提供・阿里巴巴)。

阿里巴巴公益基金会のボランティアが制作した「応援ダック」(写真提供・阿里巴巴)。

1個目の「応援ダック」を作り上げた杭州伝梭博物館の鄭芬蘭館長は、浙江省の土布(手織りの木綿や麻)無形文化遺産伝承人。「応援ダック」の材料となっている竹の皮は、タケノコが成長するのにつれて自然に剥がれ落ちたものだ。鄭館長は今年、阿里巴巴公益基金会と協力して、「廃棄物を宝にする」をテーマとしたボランティア計画を策定した。そして、阿里巴巴公益基金会のプロジェクトマネージャー・李佩氏が、グループからボランティアを募ったほか、政府のサポート、村民の参加、無形文化遺産伝承人が指導するというスタイルで、農村の「廃棄物」を使って、素晴らしい作品の数々を作り上げてきた。「応援ダック」はその代表作品だ。

元プロ卓球選手というボランティアの潘若琛さんは、「応援ダック」の制作に参加し、「これが杭州アジア大会に参加している選手にプレゼントされると知って、とてもうれしかった。以前のチームメイトが今大会ではコーチをしている。新しいスタイルでまた一緒にコートに立っている気分」と話す。

阿里巴巴公益基金会の責任者・劉亜輝氏は、「『応援ダック』は、杭州アジア大会の呼び掛けに積極的に応じて、世界に廃棄物ゼロ・環境保護という理念を伝えているほか、より多くのボランティアを通じて杭州アジア大会に参加してもらう機会となっている」と話す。

「応援ダック」を受け取って、お礼のメッセージを書く外国人選手(写真提供・阿里巴巴)。

「応援ダック」を受け取って、お礼のメッセージを書く外国人選手(写真提供・阿里巴巴)。

「応援ダック」はすでに杭州アジア大会選手村3ヶ所に設置されているロハスマーケットやカルチャーハウスに並べられており、選手はそこで受け取って、交流に参加することができるようになっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年9月28日

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