中国ラオス鉄道と中国ベトナム鉄道の国際コールドチェーン貨物列車が運行開始

人民網日本語版 2023年10月17日15:57
中国ラオス鉄道と中国ベトナム鉄道の国際コールドチェーン貨物列車が運行開始
10月16日、雲南省玉渓市研和駅で、中国ラオス鉄道と中国ベトナム鉄道の国際コールドチェーン貨物列車とすれ違う中国ラオス鉄道の国際旅客列車D887「復興号」(写真右、ドローンによる撮影・陳暢)。

雲南産のブロッコリー、キャベツ、ザクロなど特色ある青果物を満載した2本のコールドチェーン列車が10月16日午前、雲南省玉渓市研和駅を同時に出発した。翌日、これらの雲南産青果物は、ラオスのビエンチャンとベトナムのラオカイにそれぞれ到着した。これにより、中国ラオス鉄道と中国ベトナム鉄道の国際コールドチェーン貨物列車の運行がスタートした。

中国ラオス国際コールドチェーン貨物列車は、中国ラオス鉄道を利用し、雲南省昆明-玉渓-ラオス・ビエンチャン間の双方向運行を実現している。全行程の所要時間は26時間。中国ベトナム国際コールドチェーン貨物列車は、昆明-玉渓-河口鉄道を基盤として、中越メーターゲージ鉄道を利用して、雲南省昆明、玉渓とベトナム・ラオカイを結ぶワンストップ式直行運行を実現している。全行程の所要時間は20時間。中国ラオス鉄道と中国ベトナム鉄道の国際コールドチェーン貨物列車は、中国国内では雲南省を通じて内陸部と結び、海外では中国—インドシナ半島経済回廊と連結することで、雲南省が「一帯一路」(the Belt and Road)の質の高い共同建設に参加・貢献し、共に繁栄することを促進し、高レベルの対外開放拡大のための架け橋を構築して、新たな活力を注ぎ込むことを可能としている。(編集KM)

「人民網日本語版」2023年10月17日

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