長江デルタ地域唯一の2階建て列車が2024年の40日間運行を終了

人民網日本語版 2024年03月14日16:43
長江デルタ地域唯一の2階建て列車が2024年の40日間運行を終了
2階建て普通快速旅客列車K8411号で合肥駅に到着した乗客(3月13日撮影・殷立勤)。

南京旅客輸送区間連蕪車チームが運行を担当する長江デルタ地域の鉄道で唯一の2階建て普通快速旅客列車K8411号(江蘇省連雲港東-安徽省合肥)が3月13日、合肥駅に到着し、車庫に入った。これにより、2024年の40日間に及ぶ運行が終了した。中国新聞網が伝えた。

2011年以来、旅客の需要に応じ、この2階建て列車は、繁忙期に「不定期」に登場し、安徽省や江蘇省の一部地区における旅客輸送任務を担い、学生や高齢の乗客からの人気が高い。

高速鉄道車両が大量に運行されるにつれ、2階建て普通快速旅客列車は、中国各地でその姿を見る機会はますます減っている。とくに、製造当時の塗装がそのまま残る25K型2階建て普通快速旅客列車は、極めて珍しい存在だ。しかし、1990年代から今世紀初めまで、2階建て普通快速旅客列車は、中国鉄道輸送史における非常に重要な構成要素だった。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年3月14日

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