2025世界スマートロボット発展大会が広州で開催
2025世界スマートロボット発展大会が21日、広東省広州市で行われた。米国、日本、シンガポール、マレーシア、韓国、イスラエル、フィンランドなど30近くの国・地域の業界団体の代表が広州に集まり、スマートロボット基礎研究の深い探求や、多分野への広範な応用展開について議論した。中国新聞社が伝えた。
今大会は広東省ロボット協会などが主催したもので、ハイテク、高成長、大規模な産業の新たな柱の構築や、ロボットと人工知能(AI)業界の発展方向、道筋、技術動向に関する共同議論、世界のスマートロボット分野における交流・協力の強化を目指している。
資料によると、広東省の2024年の産業用ロボット生産量は全国の44%を占め、5年連続で中国1位となっている。また広東省のAI関連のコア産業規模は2200億元(1元は約19.9円)を超え、 全国でもトップクラスの地位を確保している 。
広東省ロボット協会の任玉桐執行会長は、広東省のロボット産業の規模は今後10年で自動車産業を上回り、生産高が1兆元に達すると予測している。
アジア太平洋支援ロボティクス協会創設者兼会長の田少明氏は、「AIが人類生活のあらゆる分野での変革をもたらしている。大会を通じて継続的に信頼を構築し、知識を共有し、次世代ロボットを共同開発し、より良く、よりスマートで、より包摂的な世界を共に築いていくことを願う」と述べた。
大会では「AIとロボット技術が意欲的な若手職業人をいかに支援するか」「人類とスマート機器が相互接続された労働力」「熟練労働者が新興技術にどう対応するか」をテーマに、3つの分科会が設置された。ネパール、シンガポール、フィリピン、インドネシア、カンボジア、中国などの専門家および企業代表が、スマートロボット技術分野における最新の研究成果と応用事例を共有した。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年5月22日
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