「日系企業広東ビジネスツアー」イベント プロジェクト契約額1000億元超

人民網日本語版 2025年06月13日16:20

写真提供・広州日報

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広東省と中国中信集団有限公司は12日に同省広州市で、「日系企業広東ビジネスツアー」イベントを開催した。テーマ会議で行われたプロジェクト調印イベントでは、プロジェクト27件が調印され、契約額は1034億6400万元(1元は約19.9円)に達した。

今回のイベントには日本企業210社が参加した。みずほフィナンシャルグループの武英克副社長、日産自動車中国管理委員会の馬智欣代表、日本経済同友会の新浪剛史代表幹事らがテーマ会議で発言し、「引き続き中国、特に広東省の発展の見通しを楽観視している」と相次いで表明するとともに、今回のイベントを通じて事業のマッチング・交流を強化し、新たなビジネスチャンスの発掘と新たな協力の拡大への期待感を示した。

また同イベントでは、「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)、人工知能(AI)、自動車、バイオ医薬品・ヘルスケア、商業サービスの5大産業をめぐる専門的なテーママッチングイベントが行われたほか、日本の経営者を広州市、仏山市、東莞市、恵州市、汕尾市などの地域に招待し、視察と交流を行った。

広東省は日本企業が中国で最も多く投資している省(区・市)の一つであり、トヨタ、ホンダ、日産、パナソニック、東芝、日立、三菱など多くの有名企業が長期にわたり同省に投資し、深く事業展開してきた。

今年1-4月には、広東省の対日輸出入総額は前年同期比5.36%増の1447億元に達した。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年6月13日

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