江蘇省常熟港から初の「新三種の神器」の輸出貨物が出航

人民網日本語版 2025年06月19日11:17

江蘇海事局所属の常熟海事局の16日の情報によると、このほどコンテナ型リチウム電池エネルギー貯蔵キャビネット156基が、バハマ籍貨物船「白楊箭」に積み込まれ、常熟港の興華ふ頭から南米のチリに向けて出航した。これにより常熟港から「新三種の神器」(電気自動車、リチウム電池、太陽電池)が初めて輸出されたことになり、貨物の総額は7億元(1元は約20.2円)を超えた。

常熟港で貨物を積み込む貨物輸送船。(写真提供・常熟市海事局)

常熟港で貨物を積み込む貨物輸送船。(写真提供・常熟市海事局)

ここ数年、江蘇省では「新三種の神器」の輸出が強い勢いを見せている。2023年の輸出額は1949億元に達して、全国トップだった。24年には同省の新エネルギー自動車の完成車製造における電力使用量が前年比で12.5%増加し、完成車製造産業の電力使用量の増加分の87%を占めた。リチウム電池産業の電力使用量は前年比で20.1%増加し、太陽光発電モジュール産業は同7.4%増加した。

(編集KS)

「人民網日本語版」2025年6月19日

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