広西、RCEP加盟国の越境観光地を構築、多様な消費を促進へ

スピーチを行う広西壮（チワン）族自治区文化・観光庁の欧余軍庁長。（写真提供・主催者）

6月18日、「ASEAN産の果物、広西に集結 RCEP加盟国の買い物をより便利に素晴らしく」をテーマにした「SHOPPING IN CHINA（購在中国）・広西ステーション」イベントが、広西壮（チワン）族自治区南寧市で開催された。同自治区文化・観光庁（局）の欧余軍庁長（局長）がプロモーションを行い、各方面の広西訪問を呼びかけた。人民網が伝えた。

欧庁長は、「広西は地域的な包括的経済連携（RCEP）加盟国と厚い友情で結ばれ、緊密な協力関係を有し、美しい自然景観、文化的風習、国境を越えた消費が一体となった理想の地域だ。広西には桂林の山水、巴馬長寿郷などの観光名所があり、高品質で価格の手ごろなフルーツを心ゆくまで味わうこともでき、交通が便利で決済環境が整っている」と話した。

会場ではテーマ映像を通じて同自治区の優位性と特色が紹介され、「広西の美しい風景を観賞し、民俗文化を体験し、新鮮なフルーツを味わい、RCEP加盟国商品を便利に購入することができる」と参加者にアピールした。また、桂林の自然の美、崇左市大新県の田園風景、柳州市程陽八寨景勝地の文化的風習などが紹介されたほか、広西の便利な交通ネットワーク、中国・ベトナム国際直通旅客列車、一部の都市における入国時のビザ免除措置、さらには広西でのモバイル決済における「海外カードの国内紐づけ」、「海外電子ウォレットの国内使用」が実現し、国境を越えた決済が便利に不安なく行えるようになったことも紹介された。（編集KS）

「人民網日本語版」2025年6月20日