中国各地で7月の猛暑日が5-8日に
![]() |
中国気象局によると、7月に入り、黄淮エリアや江淮エリア、江漢エリア、江南エリアなどで、最高気温が35度以上の猛暑日の日数が5-8日に達し、一部の地域では9-13日に達している。人民日報が伝えた。
今月3日から8日、及び12日以降、中国の広範囲で厳しい暑さとなっている。うち、3日から8日までの6日間、中国全土で最高気温が35度以上となった地域は315万平方キロメートルに及び、9億2000万人が影響を受けた。山東省の煙台市や江蘇省の塩城市などの国家級気象観測ステーション11ヶ所で、観測史上最高気温の記録を更新した。12日以降は、河南省を中心として、華北エリア南部、及び湖北省、陝西省、重慶市などに熱波が広がっている。猛烈な暑さは15日と16日にピークを迎え、29省(自治区、直轄市)の国家級気象観測所1400ヶ所で、最高気温が35度以上に達した。陝西省西安市、咸陽市、宝鶏市などでは最高気温が42度を超え、新疆維吾爾(ウイグル)自治区吐魯番(トルファン)市の東坎国家級気象観測ステーションの最高気温は45.7度に達した。国家級気象観測ステーション8ヶ所で観測史上最高気温の記録を更新した。
また、7月の第一週は、中国全土の国家級気象観測ステーション100ヶ所以上で、夜間になっても気温が下がらず、日最低気温が観測史上最高となった。例えば、山東省済南市では日最低気温が29度だった。統計によると、2000年以降、北京市や天津市、河南省鄭州市などで、最低気温が28度以上の日の日数が目に見えて増えている。また、江西省南昌市では、最低気温が28度以上の日の日数が、20世紀末の年間平均5-7日から、ここ10年は21.7日まで増えている。
中央気象台は、今後1週間、河北省中・南部、黄淮エリア、江漢エリア、江淮エリア、江南エリア、陝西省関中エリア、四川盆地などで猛暑となり、一部の地域では最高気温が39-42度に達すると予想している。21日以降は、暑さが少しずつ和らぐと見られている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年7月17日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn