成果あげる第3回サプライチェーン博、協力意向6000件超

人民網日本語版 2025年07月21日15:43

第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会が20日、北京市で閉幕した。閉幕に際して行われた記者会見によると、今回の博覧会に出展した中国内外の企業・機関は1200社に達し、出展企業は産業の川上から川下に至る企業4万2000社と協力関係を構築した。大まかな統計によれば、会場で締結された協力協定と協力意向は6000件を超えたという。

中国国際貿易促進委員会の李興乾副会長は、「今回のサプライチェーン博はよりハイレベルで、より人気が高く、より交流の範囲が広がり、より実りある成果が得られた。多くの国の政府関係者のほか、世界の多国籍企業トップ500社のリーダーおよび国際機関の主要代表ら40人以上が来場し、海外の172チームが視察・出展を行い、前回の2.2倍の規模だった。またオンラインとオフラインでの来場者は前回比5%増の延べ21万人を超え、各関係者が70回の会議イベントを行った。これらはサプライチェーン博が各方面から認められていることを十分に反映している」と述べた。

データを見ると、3回のサプライチェーン博を通じて、海外の出展企業の割合が年々上昇しており、第1回は26%、第2回は32%、今回は35%だった。このうち世界トップ500社と各産業のリーディングカンパニーの占める割合は65%。出展企業のエリアが第1回の55ヶ国・地域から、今回は75ヶ国・地域に増えた。米国、欧州連合(EU)、日本の多くの企業が積極的に出展した。国際機関25ヶ所が出展し、海外の172チームが視察・商談を行った。

李副会長は、「今回のサプライチェーン博は、出展した米国の企業・機関が前回より15%増加し、国別の出展企業数で前回に続きトップだった」と説明した。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年7月21日

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