「ペット経済」が活況 若年層の消費者が牽引する新しい消費トレンド
2025年第27回「ペットフェアアジア」が20日、上海市の上海新国際博覧センターで開幕し、ペットのライフサイクル全体をカバーする商品とサービスが次々に登場した。現在、いわゆる「ペット経済」が急成長し、若者の間で広く注目を集めている。
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あるオンラインプラットフォームのデータによると、ペット関連消費では95後(1995年から1999年生まれ)の消費者が30%を超え、最も大きな割合を占めている。05後(2005年から2009年生まれ)のユーザー数が前年比で92%増加して、ペット消費の新たな勢力になっている。
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若年層の消費者がペットを飼うようになり、多様化・スマート化・ワンストップ化したペットサービスの需要が高まっており、サービス小売市場の成長を後押ししている。目下、オンラインプラットフォームでペット関連サービスを提供する業者は3万社を超えている。
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オフラインでは、さまざまなペットフレンドリーな商業施設や公共施設が次々に登場し、多くの都市では専用のペット公園が整備され、ペットのための活動スペースが提供され、ペット同士の交流が促進されている。「犬の集会」や「猫の集会」はペットを飼っている多くの家族の週末の過ごし方になっている。また、ペットフレンドリーなサービスも飼い主たちの注目を集め、消費需要が大幅に伸びている。あるオンラインプラットフォームでは、「ペットフレンドリー」関連の検索件数が前年比80%増、コメント数も同224%増となり、ペットフレンドリーなカフェや商業施設、ホテルの検索件数が大幅に増加している。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年8月21日
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