商品棚に並ぶ「SCOの味」 中国の消費者の食生活をより豊かに
人民網日本語版 2025年09月02日15:05
上海協力機構(SCO)が設立以来、各分野での協力が絶えず拡大・深化してきた。中国税関がまとめた統計によれば、2025年の1-7月に、中国とほかのSCO加盟国との輸出入額は2兆1100億元(1元は約20.6円)に達し、同期間として過去最高を更新した。このうち農産物・食品の貿易が急増しており、SCO加盟国の特色ある食品が山と海を越えて、ますます多くの中国人の日常生活に登場するようになった。
北京市のある生鮮食品市場では、パキスタンの米、ロシアの小麦粉、イランのドライフルーツ、カザフスタンの亜麻仁油、ベラルーシの白樺樹液など、SCO加盟国からやって来た食品が10数種類販売されている。
この商品棚の変化を最も実感しているのは市場の業者だ。最初はドライフルーツが数種類あるだけだったのが、今では穀物油、食用油、調味料、飲料、お菓子などさまざまな品目に拡大し、SCOファミリー発の農産物・食品はますます豊富になっている。
関連データを見ると、2024年に中国がSCO加盟国から輸入した農産物の総額は136億6000万ドル(1ドルは約147.4円)に上り、SCO設立の2001年以降の年平均成長率は13.3%。2025年1-7月には同農産物の輸入は前年同期比6.2%増となり、そのうち冷凍魚は20.4%増、菜種油・芥子油は33.6%増、乾燥・生鮮果実およびナッツ類は44%増、米は412.1%増だった。「SCOの味」は中国の消費者の多様化する食のニーズを大きく満たしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年9月2日
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