柴達木盆地東部の牧畜民が冬牧場への移動を開始 青海省

人民網日本語版 2025年09月12日16:07
柴達木盆地東部の牧畜民が冬牧場への移動を開始 青海省
青海省海西蒙古西蔵族自治州都蘭県で冬牧場に移動する牧畜民(9月9日、ドローンによる撮影・斉芷玥)。

柴達木(ツァイダム)盆地東部に位置する青海省海西蒙古(モンゴル)西蔵(チベット)族自治州都蘭県の牧畜民はこのところ、冬牧場への移動を開始している。同県の熱水郷では、牧畜民が家財道具一式を抱え、3~4日かけて数百キロメートルにわたり牛や羊を移動させ、夏牧場から冬牧場を目指す。新華網が伝えた。

柴達木の牧畜民たちは何千年もの間、牧草地の活力を保ち、牛や羊の成長とのバランスを取るために、毎年春と秋にそれぞれ一度ずつ牧場の移動を行ってきた。今年は、都蘭県全体で約123万頭の家畜が移動を行い、この移動は10月中旬に完了するという。(編集KM)

「人民網日本語版」2025年9月12日

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