屈原の故郷で豊かさを生み出す「指先の技」 湖北省

人民網日本語版 2025年11月04日16:12
屈原の故郷で豊かさを生み出す「指先の技」 湖北省
屈原故里文化観光エリアにある芈繍館で、刺繍技能コンテストに参加した三峡の女性刺繍職人たち(撮影・鄭家裕)。

中国の戦国時代の楚の政治家で、詩人としても有名な屈原の故郷となる湖北省宜昌市秭帰県で11月2日、刺繍技能コンテストが開かれた。女性の刺繍職人である「繍娘」たちは様々な刺繍技法を駆使して、数々の精巧な刺繍作品を完成させた。中国新聞網が伝えた。

三峡ダムの上流で、ダム湖の入り口に位置する秭帰県に伝わる独特な刺繍技法「三閭刺繍」は、悠久の歴史を誇り、代々受け継がれてきた。同県は、刺繍産業の発展に前向きに取り組んでおり、現時点で、30以上の刺繍グループ、約10社の生産加工企業、20以上の電子商取引プラットフォームがあり、農村女性5800人以上の柔軟性の高い在宅雇用を実現している。(編集KM)

「人民網日本語版」2025年11月4日

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