経済的に困窮している学生を「こっそり支援」 厦門大学

人民網日本語版 2026年01月22日14:46

「○○さん、こんにちは!キャンパスカードの消費データと統計の分析の結果、最近、あなたの食事量が少ないですよ!」、「9—12月の食費補助金が学校の共通カードに紐づけされている銀行口座に振り込まれています。確認してください」。これらは最近、福建省厦門(アモイ)市にある厦門大学の学生が受け取った、学校から送られたショートメッセージの内容だ。学生の呉さんによると、この心温まる「こっそり支援」は、ショートメッセージが送信される前に、振り込まれていたという。人民網が伝えた。

学生自身が申請する必要がなく、補助金が直接チャージされ、朝起きると、カードの残金が数百元(1元は約22.7円)増えている。そんな「こっそり支援」は、本当に支援を必要としている学生を、正確に見極めて実施されている。

厦門大学の食堂で食事を受け取る学生たち(画像提供・厦門大学)。

厦門大学の食堂で食事を受け取る学生たち(画像提供・厦門大学)。

厦門大学が、食費補助金の支給を始めたのは2024年の秋学期からで、他の高等教育機関の経験とノウハウを参考にして、同校の学生支援管理センターが情報・ネットワークセンターと共同で、ビッグデータを利用して学生の校内食堂における利用状況を分析し、支援の基準に達している経済的に困窮している学生を高精度で割り出している。

具体的には、学生の食堂の利用回数が比較的多いものの、1回当たりの消費額が平均消費水準を目に見えて下回っている場合、支援が必要な学生の初期段階のリストに組み込まれる。補助金は800元、500元、300元の3ランクに分かれており、学生の実際の状況に基づいて、入金される。

厦門大学学生支援管理センターの職員は、「以前は、学生が自分で経済的に困窮していることを説明しなければならず、それがストレスになっていた学生もいた。しかし、今は、学生の食堂の利用状況に関するビッグデータを分析し、そのデータを補導員に渡して一人ひとりチェックしている。そして、間違いがないことを確認した上で、こっそりと、その学生に学校の『気遣い』を送っている。学生が申請から、学校が必要とする学生を探すスタイルへと変化し、食費補助金が学生の実際の経済的負担を緩和するだけでなく、学校の学生に対する接し方もさらに改善され、中国教育部(省)のターゲットを絞った学生支援を堅持するようにという要求がさらに実行に移されるようになっている」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年1月22日

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