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彭麗媛氏が知的障害児にパンダのぬいぐるみを寄贈 (4)

 ■専門家:人間らしい配慮を示す夫人外交

 在スウェーデン大使、在ニュージーランド大使を歴任し、現在外交部(外務省)パブリック・ディプロマシー諮問委員会委員を務める陳明明氏は「元首夫妻は外遊時、習主席は政治関係、外交、経済協力方面、夫人の彭氏は女性や子どもの慈善活動というように役割分担をする。これは慣例で、外国の元首の訪中時も夫人は女性や子どもに関する事業に顔を出す。それぞれ重点があり、『夫人外交』とも言える」と説明。「『夫人外交』は有効なパブリック・ディプロマシーで、主席の正式な外交を補完し、良い効果を生む」と指摘した。

 「元首の外国訪問に同行する際、一般に夫人は比較的別々の活動をする。夫人が女性で、女性や子どもの権利や利益に関する事業により注目することに考慮し、双方が日程を相談する際には自ずと学校、児童養護施設、病院訪問などが重視される」と紹介した。

 中国国際問題研究所の阮宗沢副所長も以前「『夫人外交』は中国のイメージとメッセージ発信にとって極めて貴重な資源だ。一国の外交を単なる堅苦しいものではなく、人間らしい配慮を伝えることで、より豊かなものに見せる」と指摘した。

 今年3月に習主席のロシア・アフリカ訪問に同行した際、彭氏はロシアの寄宿学校やコンゴの遺棄児童養護センターの子どもたちを見舞い、孤児を抱いておしゃべりもした。昨日は、しゃがんで車椅子の子どもと手を合わせて心を交わした。対外経済貿易大学国際関係学院外国学部の檀有志主任は「彭氏はWHO『結核・エイズ対策親善大使』を務めている。こうした活動は彼女にとても適しており、中国と外国の友情を深める架け橋の役割を果たす」と指摘した。

 彭氏はパンダのぬいぐるみなどのおもちゃをトリニダード・トバゴの子どもたちに寄贈した。陳氏は「この贈り物は中国の特色をとても備えており、それ自体が中国のシンボルだ。現地の子どもたちへの気遣いと愛を示すだけでなく、子どもたちに中国文化の魅力と美しさを伝え、互いの感情を深めることにもなる」と指摘した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年6月3日


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