中共中央政治局は9月27日に会議を招集し、全面的で厳格な党内統制の重大な問題について検討した。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が議長を務めた。会議は中国共産党の第18期中央委員会第6回全体会議(六中全会)を10月24日から27日に北京で召集することを決定した。
改革開放以来の六中全会を振り返る
■第13期六中全会
会期:1990年3月9日~12日
出席者:中央委員166人、中央候補委員103人。
主要内容:「党と人民大衆の結びつきの強化に関する中共中央の決定」を採択した。■第14期六中全会
会期:1996年10月7日~10日
出席者:中央委員181人、中央候補委員124人。
主要内容:「社会主義精神文明建設強化の若干の重要問題に関する中共中央の決議」を採択した。■第15期六中全会
会期:2001年9月24日~26日
出席者:中央委員190人、中央候補委員139人。
主要内容:「党の作風建設の強化と改善に関する中共中央の決定」を採択した。
■第16期六中全会
会期:2006年10月8日~11日
出席者:中央委員195人、中央候補委員152人。
主要内容:「社会主義調和社会構築の若干の重大な問題に関する決定」を採択した。民主的法治、公平・正義、誠信・友愛、活力に満ちた、安定と秩序ある、人と自然の調和的共存という全体的指示に従うことを強調し、人民大衆が最も関心を寄せる、最も直接的で、最も現実的な利益の問題の解決を重点とした。■第17期六中全会
会期:2011年10月15日~18日
出席者:中央委員202人、中央候補委員163人。
主要内容:「文化体制改革の深化と社会主義文化の大発展、大繁栄の推進における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」を採択。