習近平総書記「厳格な党内統制を堅持」

　習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は12日午前、中国共産党第18期中央紀律検査委員会第6回全体会議で重要談話を発表した。

　習総書記は「揺るぎない政治力を保ち、全面的に厳格な党内統制、規則に基づく党内統制を堅持し、監督・紀律執行責任追及に焦点を合わせ、個々の対策と抜本的対策の兼備を深化し、体制・制度を革新し、法規・制度を整え、党内監督を強化し、紀律を全面に押し出し、中央八項規定の精神を貫徹し、大衆に身近な不正・腐敗の問題の解決に力を入れ、腐敗蔓延の勢いを断固として抑え込み、党風廉政建設（清廉な政治を行う党風樹立）と反腐敗闘争の新たな成果を挙げ続ける」と強調。

　今年の取り組みの重点として以下を挙げた。

（１）党規約を尊び、準則と条例を確実に執行する。全面的に厳格な党内統制においては、まず党規約を尊ぶ必要がある。

（２）堅持に堅持を重ね、作風建設を徹底する。

（３）腐敗に手を出せないようにし、腐敗現象の蔓延の勢いを断固として抑え込む。