香港祖国復帰20周年慶祝写真展が26日に東京の中国大使館で行われた。中国の程永華駐日大使、香港経済貿易代表処の翁佩雯首席代表、日本の高村正彦自民党副総裁(日中友好議員連盟会長、日本香港議員連盟会長)、国会議員、中日友好関係者ら100人近くが開幕式に出席した。
香港の祖国復帰20周年にあたり、阿里巴巴(アリババ)はこのほど大陸部と香港地区の間での通信販売に関するビッグデータを発表した。
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は26日、中華人民共和国香港特別行政区成立20周年を前に国家博物館を訪れ、香港祖国復帰(香港返還)20周年成果展を見学した。
大規模で伝統的なランタン展「香港特別行政区成立20周年記念-華灯閃爍耀香江」と伝統工芸を学ぶ親子ワークショップが香港地区の中環で行われ、伝統的なランタンが展示された。
「老干■(女へんに馬)」のラー油、「海底撈」の火鍋調味料、各種の飲料品や菓子、掃除グッズなど、大陸部のたくさんの商品が香港の消費者にも喜ばれている。今月18日には「天猫」(Tmall)のスーパーマーケット通販プラットフォーム「天猫超市」が香港で正式に営業をスタート。これにより香港の人々は気に入った大陸部の商品を気軽に注文できるようになっただけでなく、香港ドルで支払いもできるようになり、買い物がより便利でしやすくなった。
2016年に発表された「中長期鉄道網計画」によると、中国は鉄道建設をいっそう推進し、沿岸や北京・上海などの「八縦」路線と陸橋・河川沿いなどの「八横」路線をメインとし、都市間鉄道を追加とする高速鉄道ネットワークを建設する方針だ。2020年までに、全国鉄道網は全長15万キロメートルに達する見通しで、うち高速鉄道は3万キロメートル、大都市の8割以上をカバーする。全長26キロメートルの広深港高速鉄道香港区間は、「八縦」路線の一つで、北京-広州-深セン-香港高速鉄道の重要な構成要素となる。人民網が伝えた。
香港の祖国復帰(香港返還)20周年を前に、7月1日に就任する香港特区の林鄭月娥・次期行政長官が報道陣の共同インタビューに応じた。林鄭氏は就任後、特区政府を率いて香港を国の活気ある都市にし、満足感の高い生活を市民に提供すると表明した。