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長征7号ロケット、打ち上げに成功

中国の新型運搬ロケット「長征7号」が6月25日午後8時、海南文昌衛星発射センターで打ち上げられた。その研究から打ち上げまでの道程を振り返てみる。

長征7号ロケット、海南文昌衛星発射センターに到着

来源:人民網日本語版(2016-05-17 11:21)

  2日間の作業を経て、長征7号ロケットのすべての部品が16日午後、海南文昌衛星発射センターに安全に輸送された。[详细]

「長征7号」ロケット、海南衛星発射センターに向かい天津港を出港

来源:人民網日本語版(2016-05-09 10:46)

  中国有人宇宙飛行弁公室が発表した情報によると、「長征7号遥一」ロケットが8日、天津港を出港し、海南文昌衛星発射センターに向かった。同ロケットは5月中旬に海南文昌衛星発射センターに到着し、既定の手続きに従い試験を行い、6月下旬に打ち上げられる予定。中国が新設した海南文昌衛星発射センターにとって、初の打[详细]

長征7号ロケット、初の推進酸素タンクが完成

来源:人民網日本語版(2015-07-09 13:23)

  「長征7号」ロケットに搭載される初の推進酸素タンクが、このほど中国航天科技集団公司第一研究院第211工場で製造され、天津工場の総組立に送られた。長征7号の燃料タンクが初めてラインオフした。[详细]

長征7号ロケット、サンプルの開発を完了

来源:人民網日本語版(2015-06-18 13:22)

  「長征7号」ロケットはこのほど、中国航天科技集団公司と中国キャリアロケット技術研究院の審査に合格し、サンプルの開発から試作品の開発の段階に入った。これは長征7号の技術状態がすでに確定されたことと、今後はロケットの生産・組立・試験に開発の重点が置かれることを意味する。[详细]

長征7号はこんな「顔」

・長征7号の基本データ・
全長:53.1メートル
直径:3.35メートル
離陸重量:597トン
積載量:13.5トン
エンジン:新型液体酸素・ ケロシン
打ち上げ日:6月25日
主な任務:天舟貨物宇宙船を宇宙に送り込む。

設計上で新たなところ

  • 1> 4基の2.25メートル級ブースターを搭載し、積載量が大幅に増加。
    2> 環境にやさしくて推進能力の優れた燃料を使用。
    3> 風速17.2-20.7m/sの強風が耐えられ、防水設計が施されているので雨の中でも打ち上げられる。
    4> 直接発射エリアで垂直組立、垂直試験、垂直移動を行う。

海南文昌発射センターを選んだ理由は?

  • 1> 低緯度。高緯度の発射場よりも、地球の自転速度を十分に活用し、打ち上げの効率を高めることができる。
    2> 広角。90−175度の範囲に打ち上げ可能。
    3> 高安全性。海に向かって打ち上げ、ロケットの残骸が海に落下する。
    4> 輸送の制限が少ない。水運により新型・大型宇宙製品を輸送でき、経済的で信頼性も高い。

長征ロケット、2016−20年に110回打ち上げへ

  • 全国政協委員で中国航天科技集団公司中国運載火箭(キャリアロケット)技術研究院元党委員会書記の梁小虹氏によると、「第13次五カ年計画期間(2016−20年)、長征ロケットシリーズの打ち上げ回数は過去最多の110回に達し、長征ロケットの打ち上げは、頻繁、新型、長距離、全面的という4つの見所を持つ。