2016年6月2日  
 

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1億2500万年前の哺乳類の化石、遼寧省で発見

1.25亿年前齿兽化石现身辽宁 

人民網日本語版 2016年06月02日08:53

中国科学院古脊椎动物与古人类研究所等科研人员日前在辽宁陆家屯发现了一种生活在早白垩世热河生物群的哺乳动物新属种——罗氏晚萌齿兽。

罗氏晚萌齿兽化石标本发现于辽宁陆家屯早白垩世义县组,距今1.25亿年,是一件带有下颌的头骨化石。之前发现于辽西的张和兽和毛兽化石都是压扁的板状化石,缺失关键的头骨特征。该化石标本首次描述了对齿兽的头骨形态学特征。对齿兽基干物种被认为是中生代哺乳动物类群真三尖齿兽、多瘤齿兽和现生兽类的祖先类型,新的头骨特征对研究中生代哺乳动物和现生兽类的系统发育关系和性状极性有着重要意义。

此外,新化石是对齿兽类的基干物种,臼齿数目比之前发现的同属对齿兽的张和兽和毛兽少,与现生兽类相同,表明现生兽类的齿式在早白垩世就已经形成,为人们研究现代兽类的演化关系和牙齿同源性提供了关键证据。

中国科学院古脊椎動物・古人類研究所などの科学研究者はこのほど遼寧省の陸家屯で、白亜紀初期の熱河生物群で生息していた哺乳類の新種「羅氏晩萌歯獣」の化石を発見した。

これは陸家屯の白亜紀初期・義県層から見つかった、1億2500万年前の下顎つきの頭蓋骨の化石だ。これまで遼寧省西部で見つかっていた張和獣と毛獣の化石は、押しつぶされた板状の化石で、頭蓋骨としての重要な特徴が失われていた。今回見つかった化石は、対称歯目の頭蓋骨の形態学的特徴を明らかにした。対称歯目の中心的な種は、中生代哺乳類の三錐歯目、多丘歯類、現代の獣類の祖先とされている。新たな頭蓋骨の特徴は、中生代哺乳類および現代の獣類の系統的な発育関係と性質を研究する上で重要な意義を持つ。

新たに発見された化石は、対称歯目の中心的な種だ。臼歯の数はこれまでに発見された同じく対称歯目の張和獣と毛獣よりも少なく、現代の獣類と同じだ。これは現代の獣類の臼歯が、白亜紀初期にすでに形成されていたことを意味する。これは現代の獣類の進化関係、歯の相同性の研究に重要な証拠をもたらした。

「人民網日本語版」2016年6月2日

 

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