習近平国家主席は16日、ベルンでスイス連邦議会の上下両院議長と会談した。人民日報が伝えた。

習主席は「中国・スイス関係の発展の歩みは、互いに選択した社会制度と発展路線を尊重し、平等、互恵・ウィンウィンを堅持しさえすれば、中国・スイス関係のたゆまぬ発展を推進できることを十分に物語っている。中国側はスイス側と共に努力して、双方のハイレベル交流の勢いを保ち、革新を先導に両国の実務協力をさらに新たな段階へと全面的に押し上げ、人的・文化的分野の交流を強化し、国際問題での協力を強化し、両国の革新的戦略パートナーシップを拡充し続け、両国関係をさらに高い水準へと押し上げることを望んでいる」と指摘。

「長年、中国の全国人民代表大会とスイスの連邦議会は緊密な交流や協力を保っており、中国・スイス関係の健全で安定した発展に重要な役割を発揮した。中国側は両国の自由貿易協定（FTA）締結の過程でスイス連邦議会が発揮した積極的な促進の役割を称賛する。両国の立法機関は各レベルの交流を強化し、法制建設、腐敗対策分野の交流や協力を緊密化すべきだ」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年1月17日