カメラやレンズは保管している時間が長いほど、使えば使うほど愛着が涌くという李さん。135フィルム1万枚分の大きさのグレーのカーペットに、コレクションから自ら選び抜いた210台のクラシックカメラを並べ、記念写真を撮る李さん。種類別に分けられ、40個のケースに収納されている10年をかけてコレクションされたニコンやライカなどの各有名ブランドのクラシックカメラ。2016年2月19日に、ニコンの「FUTURE IN FOCUSフォトコンテスト」において中国地区で唯一の大賞受賞作品となった李さん撮影した写真。 李さんの自宅の冷蔵庫にコレクションされている100本以上のカメラ用フィルム。 カメラコレクション1台ごとに李さんが作成している詳細な記録。
80後(1980年代生まれ)の李康さんは、2007年に四川省成都市の西南交通大学の計測制御技術専攻に在学していた時から、カメラのコレクションを始めた。最初に買ったのがほぼ新品のコニカミノルタXGM(1981年に発売された典型的な日本製のフィルム一眼レフカメラ)。李さんは2016年12月、シンガポールを旅行中にまた新たにコニカミノルタのXG-Mを購入した。李さんは「初めてコレクションしたフィルムカメラと一番最近コレクションしたカメラが同じなんて、とても縁を感じる」とした。華西都市報が伝えた。
彼のコレクションの中で一番古いカメラは、1934-36年に発売されたドイツのツァイス・イコンの「バルドゥア・ボックスの箱型カメラ」で、シャッター速度が2段階しかない。
李さんは2015年10月に30台の異なるブランドのカメラを選び出し、自身の30歳の誕生日の記念にそれらのカメラを写真に収めた。その後もカメラに対する愛は止むことなく、カメラコレクションを始めて10周年となった2017年には記念として210台のカメラを選び出し、一枚の特大写真に収めたという。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年2月9日
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