中国科学技術部(省)は20日、2016年度中国科学10大進展を発表し、「二酸化炭素を高効率、環境にやさしい製法で液体燃料に転化させる新型コバルト電極触媒の開発」が首位に選ばれた。中国科学10大進展は中国科学技術部ハイテク研究発展センターが担当し、現在まで12回実施されている。新華社が伝えた。
2016年度中国科学10大進展は下記の通り。
・二酸化炭素を高効率、環境にやさしい製法で液体燃料に転化させる新型コバルト電極触媒の開発
・石炭によるアルケン生成の新方法の開発
・イネ生産量性質・形状ハイブリッド優勢の分子遺伝メカニズムを解明
・コレステロール代謝・調整に基づく腫瘍免疫治療の新方法の発表
・RNAスプライシングの重要な分子メカニズムを解明
・精子RNAを記憶の担い手とする性的性状の隔世遺伝の発見
・初の安定的かつ制御可能な単分子電子スイッチの開発
・世界初のヒトを除く霊長類の自閉症模型の構築
・胚の発育過程における重要信号ルートのエピジェネティクス調整メカニズムを解明
・水の核の量子効果を解明(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月21日
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