四川省成都市黄龍渓の麺職人・田波さん（31）は、ネットにアップロードされた1本の動画でたちまち有名となった。動画の中の田波さんは音楽のリズムに合わせて、体を揺らしながら踊り、両目を閉じたまま、手の中にある生地を引き延ばしながら麺を鍋に放り込んでいく。あるネットユーザーは、「生まれながらのエンターティナー。彼の技はスゴイの一言に尽きる」とコメントしている。華西都市報が伝えた。

今年の春節（旧正月、今年は1月28日）から、この動画がネット上で大量に拡散されたが、渦中の人である田さんがそれを知ったのはそれから1ヶ月も経ってからだった。

今では彼を一目見ようと、他の省からわざわざ黄龍渓古鎮へやってくる観光客もいるという。電話の問い合わせが殺到しており、彼を今よりも高い報酬で引き抜こうとする人も現れるほどだという。（編集TK）

「人民網日本語版」2017年2月24日