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日本に広がる「難病カフェ」 患者が悩み打ち明ける場に

日本“难病咖啡馆”——患者的解忧所

人民網日本語版 2017年03月01日13:38

日本很重视疑难病症患者的精神照顾。目前,在当地政府及非政府组织的共同努力下,一种被称为“难病患者交流咖啡馆”的设施在日本广受欢迎。在这里,疑难病患者相互倾吐烦恼,找到精神寄托,健康状况也随之好转。

福冈闹市区一个格调高雅的咖啡店里,数名难病患者正聚集在一起,喝着自己亲手制作的咖啡或茶,说着只有他们自己才深有体会的烦恼,现场还有福冈县难病咨询支援中心的职员参加。其中一名30多岁的女性患有中枢神经炎引起的多发性硬化症,因疾病恶化,她不得不改变工作状态,从正式雇员变成了临时工。但仍担心被辞退,她只好隐瞒病情。因此,当她因病感到劳累,稍事休息时,常会被误解成偷懒。她很痛苦,又不能和同事、朋友诉说。在难病患者交流咖啡厅里,她把憋在心里的话都说了出来,感到轻松很多。

难病患者交流是不定期的,一般租赁咖啡厅来举办。2014年起源于福冈,现已扩展到日本全国。目前,日本厚生劳动省认定了306种疾病为疑难病症,至去年3月末,难病患者共有约94万人。他们虽享有国家的治疗补助,但精神方面却缺乏依靠,“难病患者交流咖啡馆”正好填补了这个空白,让他们可以毫无顾忌地交流病情,倾吐烦恼。

在患者的精神护理方面,日本很多癌症中心也提供咨询和援助。日本国立癌症研究中心建议,当你因癌症感到不安、情绪低沉、睡不着觉、没有食欲时,应该求助于心理专家。记者曾经采访过静冈癌症中心,那里就有专供患者放松和进行心理咨询的房间。为帮助癌症患者管理好自身情绪和健康,确保治疗顺利进行,日本的部分医院还开展不定期的癌症患者交流会,旨在让患有相同疾病的患者和家属在一起,轻松地倾吐烦恼和交流经验。这样的交流会必须有专业的医护人员参加,在患者有需要时,提供专业的帮助。组织者也会尽力营造和常人聚会一样的氛围,备有点心和饮料,以便大家更轻松地交谈。此外,医院还举办迷你讲座,通过宣讲癌症知识,让患者了解并在治疗期间保持最佳的精神状态,也让家属更好地理解患者,协助他们治疗。 

日本は、難病の患者の精神的ケアを非常に重視しており、自治体や非政府組織の協力で今、難病の患者たちがカフェでお茶を飲みながら交流する「難病カフェ」が全国に広がっている。難病の患者たちはここで、互いに悩みを打ち明けたりして精神的拠り所を得ることができ、健康状態が好転することもあるという。

福岡の繁華街・天神の一角にあるビルで、難病の患者が集まり、手作りのコーヒーやお茶を飲みながら、患者にしか分からない悩みを互いに打ち明けている。そこには、福岡県難病相談・支援センターの支援員たちも駆けつけている。参加者の30代女性は中枢神経の炎症による多発性硬化症と闘っており、症状の悪化で正社員からパートに転身せざるを得なかったという。辞めさせられることが心配で、今は病気のことを隠しているが、疲れがちなため休憩をとると、サボっていると誤解されるという。「同僚や友人には悩みを打ち明けることができずとてもつらい。ここでは、心の奥に詰まっているものを吐き出すことができ、楽になった」と同女性。

難病の患者の交流は通常レンタルカフェスペースで不定期に開催される。同カフェを展開する患者たちでつくる「難病NET.RDing(リーディング)福岡」は2014年に立ち上げられ、カフェは現在、日本全国に広がっている。厚生労働省によると、国の医療費助成の対象となる306の指定難病で助成を受ける人は昨年3月末現在で約94 万人。患者たちは国からの助成があるものの、精神的な拠り所を必要としている。同カフェはそのニーズを満たし、患者同士が病状についてためらうことなく話したり、悩みを打ち明けたりできる。

患者の精神的ケアという面では、日本にある多くのがんセンターも相談に乗ったり、援助の手を差し伸べたりしている。日本の国立がん研究センターは、「心配事が頭から離れない」、「気持ちが落ち込む」、「眠れない」、「食欲が出ない」というがん患者は、カウンセラーに相談するよう勧めている。筆者は以前に静岡県のがんセンターを取材したことがあり、そこには患者が気軽にカウンセリングを受けられる部屋があった。がん患者が気持ちの整理と健康管理を行い、治療をスムーズに進めることができるよう、日本の一部の病院は、がん患者の交流会を不定期で開催している。交流会では、同じ病気を抱える患者やその家族が集まり、悩みを打ち明けたり経験をシェアしたりすることができる。このような交流会には専門の医療スタッフも必ず参加し、必要に応じて患者にサポートを提供する。企画者もお茶やお菓子を準備して、一般的な交流会と同じような雰囲気を作り出し、参加者がリラックスして交流できるようにしている。その他、ミニ講座を開催して、がんの知識を伝え、患者に治療中はベストの精神状態を保ってもらったり、患者を助けることができるよう家族にも病気を理解してもらったりしている病院もある。

「人民網日本語版」2017年3月1日

 

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