ハンガリー・ブダペストで開催中の2017年 世界水泳選手権は現地時間25日夜、競泳男子200メートル自由形決勝を行い、中国の孫楊選手が、自身が持つアジア記録を塗り替える1分44秒39のタイムで優勝した。人民網が報じた。
これで、孫選手は今大会2枚目の金メダルを獲得。孫選手が世界選手権の男子200メートル自由形で金メダルを取ったのは今回が初めてだ。同種目で金メダルを獲得し、孫選手にとっては、世界選手権自由形グランドスラム達成となった。試合後、孫選手は、「今日自分の夢をかなえることができて、とてもうれしい。こんなタイムを出せたのは予想外で、前回のリベンジを果たすことができた」と興奮気味に喜びを語った。2015年に開催された世界選手権ロシア・カザン大会の男子200メートル自由形決勝で、孫選手はわずか0.06秒差で金メダルを逃していた。今回の金メダル獲得で孫選手は自身の実力を証明した。
決勝のレースで、孫選手は、前半100メートルはやや出遅れたものの、後半少しずつ加速し、150メートルのターンでトップに立った。孫選手は、「これは、コーチが立てた今回の戦術。150メートルの時点でトップに立っていれば、身体的にも、心理的にも、プレッシャーを減らすことができる。ラスト10メートルは、最後の力を振り絞らなければならず、みんな必死になる。この種目で金メダルを獲得できて、本当にうれしい」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月26日
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