習近平国家主席は8月31日、公式訪問と新興国・途上国対話出席のため中国滞在中のタジキスタンのラフモン大統領と人民大会堂で会談した。両首脳は中国とタジキスタンの包括的な戦略的パートナーシップを構築し、新たな歴史的出発点における両国関係の一層の発展を推し進めることで一致した。人民日報が伝えた。
習主席は「中国側はタジキスタンが『一帯一路』(the Belt and Road)イニシアティブを当初から積極的に支持していることを高く評価する。双方は『一帯一路』建設とタジキスタンの2030年までの国家発展戦略の深い連携を推し進め、中国・タジキスタン協力計画綱要をしっかりと実行に移し、交通、エネルギー、通関、ネットインフラ整備協力を強化し、包括的なコネクティビティ構造を築く必要がある。新たな成長源を築き、農業協力を拡大・強化し、生産能力協力を深化し、科学技術革新・交流を支持する必要がある。経済・貿易協力を強化する必要がある。中国側はタジキスタンと中国の金融機関、シルクロード基金、アジアインフラ投資銀行が協力関係を構築することを支持する。タジキスタン側とともに貿易と投資の円滑化を促進したい。双方は文化、教育、青年分野の交流や協力を強化し、両国の友好を支える民意の土台を突き固めるべきだ」と強調した。
ラフモン大統領は「中国側と共に、両国協力の潜在力を深く掘り起こし、金融、農業、水利、生産能力、エネルギー、鉱業、科学技術パーク、交通・運輸コネクティビティ分野の協力を拡大したい。タジキスタン側は中国側との教育、文化、青年、地方交流の緊密化を重視している。地域・国際問題における両国の調整及び法執行・安全協力を強化したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月1日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn