安徽省淮北市臨渙鎮はかつて、江蘇省や山東省、河南省、安徽省からの貿易の要所で、茶の文化が栄えた千年の歴史を持つ古鎮。同鎮には茶館が建ち並び、毎日午前になると、多くの人たちが茶館を訪れ、茶を飲み、おしゃべりを楽しみ、観劇して、一日のくつろぎのひとときを茶の香りを楽しみながらスタートさせる。新華網が伝えた。
同鎮の茶館では、安徽省の茶の里である六安市で生産された茶の茎と、同鎮特有の泉水で淹れた「棒棒茶」が人気だ。淹れた時の水色は赤く、ほんのりとした甘味があり口当たりがいい。さらに、昔ながらの茶館の木のテーブルや粗砂でできた茶碗、クラシカルな急須も相まって、かぐわしい香りと気が置けない雰囲気を漂わせている。お茶好きの人たちは、昔ながらの茶館に一歩足を踏み入れれば、千年の歴史を持つ古鎮の郷土文化の息吹を感じ、のんびりとしたくつろぎのひとときを楽しむことができる。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年11月28日
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