チベット暦の新年が間近に迫り、西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市の年越し用品を扱う市場では、バターで作ったお供え用の塑像・酥油花である「孜扎」が人気を集めている。酥油花作りはチベット族の伝統工芸における代表的な工芸の一つ。中国新聞網が伝えた。
酥油花の主な原料はバターで、その中に様々な色の鉱物顔料を入れて着色しており、手でこねていくことで、仏像や人、草花、木、動物など、様々な形の酥油花を作ることができる。
酥油花の原料となるバターは牛乳などから作られており、熱が加わると融けてしまう。酥油花を作っている間に、手の熱で変形するのを防ぐため、職人たちは肌を刺すほど冷たい水に両手を何度も浸しながら制作していく。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年2月1日
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