甘粛省で10日に行われた「2018蘭州国際マラソン」の会場では、28ヶ国・地域から4万人以上の参加者が黄河の周りを力の限り走っていた。そんな中、山東省出身の高齢者男性・王美琪さん(71)にとっては、同大会が完走した100回目のフルマラソン大会となった。新華網が伝えた。
2012年、友人の勧めで、王さんはマラソンと出会い、そのマラソン人生をスタートさせた。数ヶ月にわたる一連の訓練を経て、王さんは2012年北京国際マラソンで初めてフルマラソンに参加し、それをきっかけにしてマラソンに夢中になった。
それ以来6年にわたって、王さんは中国全土80都市以上で行われたマラソン大会に参加した。王さんがなによりも誇りに感じているのは、持ち前のタフな精神力としっかりした練習方法により、100回目のマラソン大会を完走した後もケガ一つしていないことだ。
蘭州国際マラソン組織委員会が同大会に「100回目のマラソンチャレンジプログラム」を新たに設置することを知り、王さんはすぐさま申し込み資料を提出し、早めに蘭州に向かい、高地順応のトレーニングを行った。王さんは、「母なる大河である黄河で100回目のマラソン完走を成し遂げることができた。これは私にとって、最も貴重なマラソン経験だ」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年6月12日
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