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夜更けまでスマホに熱中する若者は「うつ傾向」で「自尊心が低い」

青少年熬夜玩手机易致忧郁、低自尊

人民網日本語版 2018年06月26日13:20

不少青少年喜欢熬夜玩手机,除了缺少睡眠,心理健康也可能会出现问题。近日,一项首次针对夜间使用手机行为与使用者心理健康相关性的研究指出,熬夜玩手机会降低人的自尊和因应能力,甚至会增加忧郁情绪。

夜更けまでスマホに熱中している若者は少なくないが、彼らは睡眠不足となるだけでなく、メンタルヘルスの面でも問題が生じる傾向がある。携帯端末の夜間使用と利用者のメンタルヘルスの関係性をテーマとした研究報告が、このほど初めて発表された。報告によると、夜更けまでスマホに熱中する行為は、自尊心や対応力の低下を招き、さらにはうつ病を引き起こす恐れもあるという。

澳大利亚莫道克大学(Murdoch University)的研究者们历时4年,跟踪研究了1101名13至16岁的学生,观察他们夜间使用手机行为、睡眠行为及健康状况变化之间的关系。

オーストラリア・マードック大学(Murdoch University)の研究チームは、4年の歳月を費やし、13歳から16歳の学生1101人に対する追跡調査を実施し、夜間の携帯端末利用および睡眠行為と健康状態の変化との関係をめぐる観察を続けた。

研究指出,随着时间的推移,夜间使用手机和不良的睡眠行为呈“正相关”,且睡眠行为的变化,会进一步增加忧郁情绪,并降低自尊和因应能力。

研究報告によると、時間の経過にともない、夜間の携帯利用と質の良くない睡眠行為との間には「正比例」の関係が見られるようになった。また、睡眠状況の変化によって、うつになりやすい傾向がさらに高まると同時に、自尊心と対応力の低下が観察された。

某基金会心理卫生中心主任叶女士表示,美国马萨诸塞州桥水州立大学(Bridgewater State University)在2014年曾对642名大一“新鲜人”做过研究,8成学生表示,当父母以为他们入睡后,他们会平均每晚花1至2小时玩手机。常熬夜的学生当中,高达42%表示自己受忧郁症所苦。

某基金会の心理衛生センター主任を務める葉氏は、「2014年、米マサチューセツ州にあるブリッジウォーター州立大学(Bridgewater State University)が大学1年の新入生642人を対象とした研究を実施したところ、彼らの8割は、『両親が、自分が寝たと思っている時間からさらに平均1時間から2時間スマホをいじっている』と答えた。常に夜更ししている学生のうち、『自分のうつ傾向で悩んでいる』人は42%に達した」と紹介した。

一家疗养院的儿童青少年精神科医师陈女士说,青少年连续使用手机的原因,主要为玩游戏和浏览社交网站。她呼吁家长适当提醒孩子维持正常作息的必要性,因为大脑有一定的生理节奏,一旦睡眠状况被改变,会影响身心健康。

ある療養所の児童・青少年精神科に勤める陳医師は、「若者が長い間スマホを手放さない主な理由として、ゲームとSNS閲覧が挙げられる。保護者は、適度に休息しなければならないと子供に注意すべきだ。というのも、脳は一定の生理的なリズムを持っているため、睡眠状況が変化すると、心身の健康に悪影響が及ぶ恐れがあるからだ」と指摘した。

叶女士补充说,手机现已是青少年和朋友联系感情的重要工具,父母不需要阻止孩子使用,但要传达正确的使用观念,例如在购买前定好使用规范,包括每天使用时间上限、做完功课才能玩等,自己也必须以身作则。

葉氏は、「スマホは、若者が友人との心理的な繋がりを維持するための重要なツールとなっている。親は、子供に対してスマホの利用を一切禁じる必要はないが、スマホを買う前に1日の利用上限時間を定めたり、スマホを触るのは宿題が終わってからにするなど、正しい使い方を伝えなければならない。同時に、親自身も子供のお手本となるよう心掛けるべき」とアドバイスしている。

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