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進化し続ける観光都市「桂林」  海外メディアが見る広西2018

人民網日本語版 2018年06月27日16:58

逍遥楼から見た風景。現地の大手企業20社が100万元ずつ支援し、逍遥楼と東西巷の再建を実現(6月25日撮影)。逍遥楼から見た風景。現地の大手企業20社が100万元ずつ支援し、逍遥楼と東西巷の再建を実現(6月25日撮影)。桂林の戯曲「彩調」のパフォーマンスを撮影する海外メディアの記者(6月25日撮影)。茶館や文化体験、ショッピングを楽しめる東巷と、現在民宿開発が進む西巷という東西2つのエリアからなるレトロな街並みの東西巷(6月25日撮影)。無形文化財の「桂林雕版彩色套印工芸」(6月25日撮影)。漓江の川辺で釣りをする人々。対岸には川で泳ぐ人々の姿も。桂林市では政府と市民が一丸となり、汚染対策の取り組みを実施(6月26日撮影)。漓江の4つ星クルーズ船内で取材する海外メディアの記者たち。クルーズ船を使えば、約3時間で陽朔市への移動が可能。2018年7月には5つ星クルーズ船が登場予定(6月26日撮影)。大圩古鎮のブドウ園。桂林市は果物や野菜などの農産業も盛んで、芋やトマト、ブドウ、パッションフルーツなどが特産品(6月26日撮影)。大圩古鎮のブドウ園。桂林市は果物や野菜などの農産業も盛んで、芋やトマト、ブドウ、パッションフルーツなどが特産品(6月26日撮影)。
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「錬磨と奮進の60年—海外メディアが見る広西2018」取材イベントが25日、正式に始動した。同イベントには20以上の国と地域のメディア42社から記者約50人が参加。4グループに分かれて広西の14都市を取材していく。人民網が伝えた。

第3グループは開幕セレモニー終了後、高速鉄道で桂林市に移動し、逍遥楼や東西巷、漓江の環境保護プロジェクト、大圩古鎮の視察を行った。

今や国際的な観光都市へと発展を遂げた同市は、中国4大観光目的地の1つ。2012年には、国家発展改革委員会から全国で初のケースとなる「桂林国際観光景勝地建設発展計画概要」の認可を受け、2020年までに国際観光都市としてのインフラ整備を完成させる発展戦略を推し進めている。

同自治区人民代表常任委員会の趙楽秦副主任は取材に対し、「桂林市は市民や観光客がより便利に暮らし、観光できる都市作りと、同市の母なる河・漓江を中心とした環境保護に取り組んでおり、現在、旧市街地に集中している都市機能を着々と新市街地に移転させている。新空港建設などのインフラ整備を重点政策として打ち出しているほか、広東省深セン市と山東省太原市とともに国から持続可能な開発のためのアジェンダ革新モデル区に認定されている」と紹介した。

2017年に桂林市が受け入れた観光客数は延べ8232万7900人で、その観光消費総額は971億7600万元(1元は約16.6円)。同市が推し進めている発展戦略で、市民の増収を実現し、2015年から2017年にかけて貧困村が499村から290村にまで減少した。

政府と市民が一丸となり桂林の発展を支え、既存の観光資源の保護を進めつつ、新たな観光資源を生み出し続けている。その魅力は、「桂林の山水は天下に甲たり」と詠まれた時代から衰えることなく、進化し続けている。(文・洪東実)

「人民網日本語版」2018年6月27日 

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