李克強総理はドイツのメルケル首相の招待で同国を公式訪問するため、現地時間8日午後にベルリン・テーゲル空港に特別機で到着した。訪問期間中、李総理はメルケル首相と共に第5回中独政府間協議を行う。新華社が伝えた。

李総理は「中国の新指導部とドイツの新政権の発足から半年足らずで、両国首相は相互訪問の実現について、中独間の良好な関係と協力の強化という共通の願いを十分に反映した。政府間協議制度は現在中独間で最高レベル、最大規模、かつ最も広範な分野に及ぶ対話・交流プラットフォームであり、各分野での中独協力の統合的推進において重要な役割を果たしている」と表明。

また「複雑で変化に富む現在の国際情勢の下、中国の新指導部とドイツの新政権の各当局が初めて全面的にマッチングする。共通認識を形成し、協力を深め、共に発展を図る必要がある。われわれは新たな出発点に立って今後の各分野の包括的協力の大計を話し合い、両国及び両国民の幸福を図り、中国EU協力の促進に原動力を加え、自由貿易、多国間主義、及び公平で正義の国際秩序の維持のために貢献するべきだ」と指摘した。（編集NA）

「人民網日本語版」2018年7月9日