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空港預け入れ禁止物品もこれさえあれば3秒で発見可能

有了它,海关3秒可识别违禁物品

人民網日本語版 2018年09月12日10:37

四川成都双流国际机场,托运行李机检工作正有序进行。忽然,屏幕上一件被自动标注为“存在可疑物品”的手镯引起了旅检现场关员的注意——报警提示这是一件象牙制品,但现场关员开箱查验时却发现,其中的象牙制品“不翼而飞”。

四川省の成都双流国際空港では預け入れ荷物の検査が秩序正しく行われていた。そんな中、画面上に「疑わしい物品」とアラームが自動表示された腕輪が現場の職員の注意を引いた。象牙製品の疑いがあったが、トランクを開けて調べてみたところ、あるべきはずの象牙製品は見つからなかった。

“确认有象牙制品,现场关员并没有放行,通过调取现场监控并对当事人进行人身查验,最终查获了捆绑在当事人小腿上的象牙手镯、梳子、筷子等物品共计20件,毛重465.1克。” 双流机场海关旅检现场相关负责人杨洋说。

同空港税関当局の責任者である楊洋氏は、「検査機は象牙製品を確認していたので、現場の職員は通行を許可しなかった。監視カメラをチェックし、当事者の身体検査を行ったところ、そのふくらはぎに象牙の腕輪、櫛、箸など計20点が隠されていた。重さにして約465.1グラムだった」と話した。

成都海关目前是全国首家将CT机检设备运用到旅客行李物品先期机检的海关,同时也是第一批全国智能审图试点。通过智能审图技术实现AI辅助监管,成都海关还在旅检现场查获到今年最大的一起象牙走私案件,其走私象牙制品18件,重达1725千克。

成都税関は全国で初めてCTスキャン型荷物検査機による検査を試験的に行っている税関であり、第1期の全国スマート画像検査を試行中だ。スマート画像検査技術によりAIによる監督管理のアシストを実現する。成都税関はさらに旅客検査の現場で、今年最大規模の象牙密輸を防いだ。押収された象牙製品は18点で、重さ1725グラムにのぼる。

从今年起在双流机场海关上线的这套“AI海关”智能审图设备,采用了一种新型双能X射线透视的物质识别方法,能够通过CT图像的辅助,重建被扫描物体的有效原子序数及电子密度的分布,并集合具有拟平行束性质的直线轨迹CT成像系统,得到行李物品断层图像,解决了物体重叠问题,实现了较为精确的物质识别。“系统每3毫米进行一次断层扫描,可获取被检物品密度、有效原子序数及形状等物理特性。”杨洋说。

双流空港の税関は今年より、この「AI税関」スマート画像検査設備を使用している。新型デュアルエナジーX線透視による物質識別方法を採用。CT画像の補助により、スキャンされた物体の効果的な原子番号と電子密度の分布を再現する。さらに平行線の性質を持つ直線軌道CTイメージングシステムを使い、荷物の断層画像を作る。物体が重なる問題を解消し、比較的正確な物質識別を実現した。楊氏は、「システムは3ミリごとに断層スキャンを行う。物品の密度、有効な原子番号及び形状といった物理的特性を知ることができる」と述べた。

“一方面依靠科技手段综合分析物品的形状、密度、原子序数进行判图,另一方面不断通过机器学习,目前智能审图平均判图时间为3秒,已达到高级人工审图水准,且时间仅为人工审图单位时间的五十分之一。”杨洋说。

楊氏は、「科学技術の手段により物品の形状・密度・原子番号を総合的に分析し、画像を判断する。また機械学習により、現在のスマート画像検査の画像の判断にかかる時間は平均3秒と、ベテラン職員による水準に達している。また検査の所要時間は職員の50分の1に短縮されている」としている。

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