習近平国家主席は28日、北京市延慶区で行われた中国北京世界園芸博覧会の開幕式に出席し、「エコライフを共に図り、美しい故郷を共に築く」と題する重要談話を発表し、「自然に順応し、環境を保護する『グリーン発展』が未来を明示している。地球は全人類の生存がかかる唯一のふるさとだ。中国は各国と共に、美しいふるさと地球を築き、人類運命共同体を構築することを望んでいる」と強調した。新華社が伝えた。
習主席は「人類文明発展の歴史を俯瞰すると、環境が興れば文明が興り、環境が衰えれば文明が衰えてきた。『鶏を殺して卵を取り、池を干して魚を捕る』発展方式は限界に達している。自然に順応し、環境を保護する『グリーン発展』が未来を明示している。地球は全人類の生存がかかる唯一のふるさとだ。われわれは自分の目を保護するように生態環境を保護し、生命を扱うように生態環境を扱い、共にエコ文明の基礎を築き、共にグリーン発展の道を歩む必要がある」と指摘し、以下の必要性を挙げた。
(1)人と自然の調和を追求する。
(2)グリーン発展・繁栄を追求する。
(3)自然を心から愛する気持ちを追求する。
(4)科学的対策の精神を追求する。
(5)手を携えた協力・対処を追求する。
習主席は「第2回『一帯一路』国際協力サミットフォーラムが27日成功裏に閉幕した。『一帯一路』共同建設は開放的発展の道を建設しようとするものである。これは同時に、グリーン発展の道でなければならない。中国は各国と共に、美しいふるさと地球を築き、人類運命共同体を構築することを望んでいる」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月29日