習近平総書記は21日、朝鮮・平壌の錦綉山迎賓館で金正恩朝鮮労働党委員長と会談した。 |
習近平中共中央総書記(国家主席)は21日、朝鮮・平壌の錦綉山(クムスサン)迎賓館で金正恩朝鮮労働党委員長(国務委員長)と会談した。人民日報が伝えた。
習総書記は中国共産党と中国政府、中国人民を代表し、朝鮮側の心のこもったもてなしと周到な準備に対し心からの感謝の意を表した。習総書記は、「今回の訪問は無事成功し、中朝の伝統的友情を強化し、中朝関係の新時代における発展方向を明確にし、中朝双方の半島問題政治解決プロセスを推進し、地域の長期にわたる安定を実現するという揺るぎない意志を外部に向けて示した」と指摘した。
習総書記は、「今回の訪問で、中朝国交樹立70周年という重要な年に中朝両党・両国最高指導者の歴史的相互訪問が実現し、わずか15ヶ月の間に両党・両国の最高指導者が5回目の会談を実現したことになる。これらはいずれも中朝の伝統的友情の生命力を生き生きと体現している」と強調した。
金委員長は、朝鮮労働党が朝鮮の人民を率いて社会主義路線を堅持することを中国が支持し、貴重な支援を行ったことに対し、心からの感謝の意を表した。金委員長は、「朝中の友情は長い歴史があり、堅固な基盤を持っている。現在朝中は家族のように密切に相互交流を行い、友好的に協力している。前世代の指導者の崇高な意志に従い、総書記同志とともに、新たな歴史のスタートライン上で朝中友好関係を継承し、発展させ、朝中の友情のいっそう輝かしい未来をこれからも書き継いでいくことを望んでいる」と述べた。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年6月22日