習近平国家主席は27日、スリナムのボータッセ大統領と人民大会堂で会談した。両国首脳は両国の戦略的協力パートナーシップの構築を宣言した。新華社が伝えた。
習主席は「中国とスリナムは平和共存五原則を堅持・発揚し、互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で引き続き理解し合い、支持し合う必要がある。国家の主権と安全を守り、国家の統一を実現するという中国の政府と国民の決意は確固不動たるものだ。スリナムの力強い支持に感謝する。中国側はこれまで同様に、国家の主権を守り、経済・社会発展を加速するスリナム側の努力を支持する。双方はインフラ整備、農業・漁業、通信、エネルギーなど伝統分野の協力を深め、新エネルギー、デジタル経済、観光、ブルーエコノミーなど新たな分野の協力を開拓する必要がある。中国側は実力あるさらに多くの中国企業に、スリナムでの投資及び事業展開を奨励する。スリナムはカリブ地域で華僑・華人が最も多い国の1つであり、人的・文化的交流を促進し、人的往来を円滑化し、教育・法執行分野の協力を強化する必要がある。双方はグローバルな問題で意思疎通と調整を保ち、多国間主義を実行し、開放型世界経済を構築し、両国及び数多くの途上国の共通利益を守る必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年11月28日