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習近平国家主席は15日午後、ウズベキスタン・サマルカンド迎賓館でロシアのプーチン大統領、モンゴルのフレルスフ大統領と第6回中露蒙首脳会談を行った。新華社が伝えた。
習主席は「中露蒙3ヶ国協力は強大な内生的原動力と発展の強靭性を持つ。新型コロナウイルスのパンデミックによる影響を被ったものの、3ヶ国協力は歩みを止めず、評価に値する成果を挙げた。我々は国境地帯で共同対策協力を積極的に実施し、経済・貿易関係の安定性と円滑性を促進し、3ヶ国を経由する国際運輸アジア道路網の推進において顕著な成果を収めた」と指摘。中露蒙協力の推進について、4つの提案を行った。
（1）3ヶ国協力の正しい方向性をしっかりと把握し、政治的相互信頼を深め、相互支持を強化し、互いの核心的利益を尊重し、互いの重大な懸念に配慮し、国際・地域問題で協調と協力を強化する。
（2）上海協力機構 (SCO)の枠組みでの協力を格上げし、リスクや試練に対処するための協力プラットフォーム、発展の潜在力を発揮させるための成長プラットフォームを共同構築する。
（3）中蒙露経済回廊の建設に関する既存の合意をしっかりと実行に移し、隣接地域の経済・貿易、人的・文化的分野、観光協力のたゆまぬ深化を推進し、引き続き3ヶ国のビジネス界のために質の高い交流プラットフォームを設ける。
（4）3ヶ国協力の成果をより多く培い、相互貿易の自国通貨決済の規模拡大を支持し、人民元クロスボーダー決済システムへのロシアとモンゴルのさらに多くの金融機関の参加を歓迎し、地域金融の防護柵を堅固に構築する。
3ヶ国は「中蒙露経済回廊建設計画綱要」を5年間延期し、中蒙露経済回廊本線鉄道のアップグレードと発展のフィージビリティスタディを正式に開始することを確認。モンゴル経由の中露天然ガスパイプラインの敷設を積極的に推進することを決定した。（編集NA）
「人民網日本語版」2022年9月16日
