中国7月のCPIは前月比上昇へ転換　PPIの低下幅が縮小

国家統計局は9日、2023年7月の全国の消費者物価指数（CPI）および生産者物価指数（PPI）のデータを発表した。

7月の全国のCPIは前年同期比で0.3％低下した。そのうち都市部は0.2％低下、農村部は0.6％低下、食品価格は1.7％低下、非食品価格は横ばい、消費財価格は1.3％低下、サービス価格は1.2％上昇した。7月の全国CPIは前月比で0.2％上昇した。そのうち都市部は0.3％上昇、農村部は横ばい、食品価格は1.0％低下、非食品価格は0.5％上昇、消費財価格は0.1％低下、サービス価格は0.8％上昇した。

7月には国内の生産供給の全体な充足、一部の業界における需要の改善、国際市場における大口商品の価格波及といった要因の影響により、PPIは前月比、前年同期比ともに低下幅が縮小した。前月に比べて、PPIは0.2％低下した。低下幅は前月より0.6ポイント縮小した。前年同期比は4.4％低下した。低下幅は前月より1.0ポイント縮小した。（編集KS）

「人民網日本語版」2023年8月9日