
国家統計局が12日に発表した情報によると、中国の2022年の消費者物価指数(CPI)は前年比で2.0%上昇し、3%前後としていた目標値内に収まった。中国新聞網が伝えた。
国家発展改革委員会価格司(局)の万勁松司長(局長)は12日に行なわれた記者会見で、「中国の物価水準は全体として安定的に推移し、国内のCPIの月ごとの上昇幅は3%以下で常に推移し、通年で2%の上昇となり、米国の8%前後やユーロ圏の8%以上、英国の9%前後といった先進エコノミーの上昇幅を大幅に下回り、またインド、ブラジル、南アフリカをはじめとする新興エコノミーの上昇幅の7-10%(1-11月のデータ)も大幅に下回った。世界での物価上昇と中国での物価安定との対照が明らかだ」と述べた。
中国民生銀行の温彬チーフエコノミストは、「2022年には、40年ぶりに世界に出現した非常に大きなインフレ圧力に直面しながら、中国は安定を保った財政金融政策、迅速で効果的な新型コロナウイルス感染症対策、整った工業生産体制、相対的に安全なエネルギー・食糧保障を通じて、相対的に安定したインフレ水準を常に保った」と述べた。
今年のCPIはどうなる?
温氏は、「2023年も、中国のCPIは安定した水準を保つだろう。総合的に見て、23年には外部のインフレ圧力が弱まり、食品価格が安定を保ち残存効果が相対的に低いことがCPIの上昇幅を抑えるとみられるが、感染症対策の最適化にともなって、中国の国内需要は回復プロセスを歩むようになり、コアCPIの回復上昇を後押しするとともに、CPIの中心部分の回復上昇を主導するだろう。23年通年でCPIは前年同期比で2.1%上昇して、22年の水準をやや上回るだろう」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年1月13日
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