
国家統計局が10日に公式サイトで明らかにしたデータによると、2023年1月には、中国全土の生産者物価指数(PPI)は前年同期比で0.8%低下し、前月比で0.4%低下した。鉱工業生産指数(IPI)は同0.1%上昇、前月比で0.7%低下した。
1月は全体として工業製品の価格低下傾向が続いた。PPIの前年同期比の低下幅は前月より0.1ポイント拡大した。前月と比較すると、PPIは0.4%低下し、低下幅は前月より0.1ポイント縮小した。
米不動産サービス大手のジョーンズ・ラング・ラサールの厖溟・中華圏チーフエコノミスト兼研究部ディレクターは、「PPIの前月比低下幅の縮小は、主に生産財の価格の前月比低下幅が縮小したことによるもので、特に採掘工業と原材料工業の価格の前月比上昇幅が鈍化したことによるものだ。これは関係当局が複数の措置を同時に実施して需給の双方向の調整を強化したことと関係があり、新型コロナウイルス感染症が落ち着きを見せる中で工業生産が加速的に回復したことを示している」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年2月13日
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