中国1月のCPIは前年比2.1%上昇 需要回復で価格が緩やかに上昇

人民網日本語版 2023年02月13日14:13

国家統計局が19日に発表したデータによると、今年1月には、春節(旧正月、2023年は1月22日)の効果や新型コロナウイルス感染症の対策措置の最適化調整といった要因の影響により、中国全土の消費者物価指数(CPI)は前年同期比で2.1%上昇し、前月比では0.8%上昇した。

1月のCPI上昇幅は前月に比べて0.3ポイント拡大した。前月と比較すると、CPIは前月の横ばいから0.8%の上昇に転じた。そのうち食品価格は2.8%上昇した。春節などの要因の影響を受けて、野菜は19.6%、キノコ類は13.8%、果物は9.2%、イモ類は6.4%、水産物は5.5%、それぞれ上昇した。

中国民生銀行の温彬チーフエコノミストは、「今年は春節が1月にあり、祝休日の要因と需要の回復が多くの食品の価格上昇を後押しした。野菜と果物の上昇幅が大きかったことが、食品価格の前月比上昇を牽引した主な要因になった。春節後に供給が回復すれば、食品価格にかかる圧力は徐々に弱まるだろう」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年2月13日

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