頼清徳氏の米国「立ち寄り」について外交部報道官がコメント

人民網日本語版 2023年08月14日14:48

外交部(外務省)報道官が13日、頼清徳氏の米国「立ち寄り」について記者の質問に答えた。

【記者】中国の台湾地区の副指導者である頼清徳氏がパラグアイの大統領就任式に出席するため、8月12日にパラグアイへ向けて出発し、すでに米国ニューヨークに「立ち寄った」との報道について、コメントは。

【報道官】中国は米国と台湾地区のいかなる形の公的な交流にも断固反対し、「台湾独立」分裂分子がいかなる名目や理由で渡米することにも断固として反対し、米国政府と台湾地区によるいかなる形の公的な接触にも断固として反対する。米国が頼清徳氏の米国「立ち寄り」を頑なに手配したことに、中国は強い不満を表明し、強く非難する。

台湾問題は、中国の核心的利益における核心であり、中米関係の政治的な基礎における基礎であり、中米関係における最大の越えてはならないレッドラインだ。

中国は米側に対して、「一つの中国」原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定を厳守し、「台湾独立」を支持せず、「二つの中国」或いは「一つの中国、一つの台湾」を支持しないとの約束を履行し、いかなる形であれ台湾地区との公的な交流を止め、「台湾独立」分裂勢力及びその分裂活動への黙認や支持を止め、「一つの中国」原則を曖昧にし、空洞化するのを止めるよう促す。中国側は事態の推移を注意深く見守っており、国家主権及び領土的一体性を守るために断固たる力強い措置を講じる。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年8月14日

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