中国、「陸地探査4号01星」を打ち上げ
人民網日本語版 2023年08月14日14:01
中国国家航天局の情報によると、中国は13日午前1時26分に西昌衛星発射センターからキャリアロケット「長征3号B」を用いて、「陸地探査4号01星」を打ち上げた。衛星は順調に予定の軌道に入り、任務が無事成功した。同衛星は世界で初めてプロジェクト実施段階に入った高軌道合成開口レーダー衛星で、中国の宇宙からの災害モニタリング体制をさらに整備することになり、中国の防災・減災・災害救助における総合的水準の全面的な向上に対して重要な意義がある。中国新聞網が伝えた。
陸地探査4号01星は「国家民生用宇宙インフラ中長期発展計画(2015−25年)」のリモートセンシング科学研究衛星だ。傾斜対地同期軌道上を周回する同衛星に搭載された合成開口レーダーには、高分解能、広いカバー範囲、マルチモダリティ、軽量化といったメリットがある。低軌道衛星や光学衛星と比べると、同衛星は再訪周期が短くイメージングの幅が広いという高軌道観測の優位性と、気候の制限を受けず(全天候型)、日照の制限を受けない(24時間型)というマイクロ波観測の優位性を結びつけることで、災害異常変化情報の識別の精度と効率を高め、自然災害総合対策能力を向上させることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年8月14日
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